2013年1月30日

緊急投稿! 全国一斉“ララムリ祭り”を福岡からも応援しよう!

個人的にてんやわんやの中、ブログで初めてのイベント情報のお知らせです!
当グループのfacebookグループにご参加いただいている方はご存知の方もいらっしゃると思いますが、来たる2月3日(日)、全国および海外で一斉に “ララムリ祭り” が開催されます!


“ララムリ”とは、 裸足ランニング、裸足系シューズのムーブメントの火付け役となった、すべてのランナー必読の書と言いきってしまいたい「Born to Run」に出てくるタラウマラ族の人々が自らを呼ぶ呼称で、「走る民」を意味しています。
 
現在、タラウマラ族の人々が暮らすメキシコの山奥が大変な旱魃に見舞われており、日々の暮らしにとても困っているそうです。
 
そこで、3月3日にメキシコの同地で開催される「Ultra Marathon Caballo Blanco」というウルトラレースに合わせて、日本からも応援を届けよう!という趣旨で、今回のイベントが企画されています。
日本で裸足ランニングを広めた立役者、吉野剛さんが主催する裸足ランニングクラブの福岡ブランチとして活動している「裸足ランニングクラブ福岡」でも何かしてもらえませんか?と、走る.jp代表の山田さんからお声をかけていただきました!
 

福岡では、2月3日に以下のチャリティイベントを開催します!

(ほんとにギリギリでごめんなさい!)
 

緊急企画! “ララムリ祭り” in 福岡 

開催日時:2013年2月3日(日) 10:00~15:30
プログラム:
 10:00~11:00 大濠公園での「裸足ランニングクラブ福岡」練習会
          &初体験者ワークショップ
          ※集合場所は公園北側の能楽堂前です。
 11:00~11:45 大濠公園に隣接する「way大濠」にて着替え・シャワータイム
 12:00~13:30 「way大濠」内スタジオにてDVD「人は走るために生まれた
          ~メキシコ山岳民族・脅威の持久力~」上映会
 13:30~15:30 「way大濠」おとなりの「Palm Beach」さんでランチ交流会
          (※実費。1200円でアフターコーヒー付き!)

参加費:500円(全額チャリティ募金となります!
      ※個人的な募金も受け付けております。
持ち物:運動着、水分、タオル、必要な方はお風呂セット
     (シャンプー類は備え付け、レンタルタオルは100円でwayにあります)
注意事項:ランチの予約が必要ですので、イベントの趣旨にご賛同いただける
       方は必ず hadashi.fukuokaアットgmail.comまで、メールでのご予約
       もしくはfacebookグループ内の投稿にコメントをお願いします。
主催:裸足ランニングクラブ福岡
協賛:way大濠、Palm Beach
お問合せ:不明な点などありましたら、hadashi.fukuokaアットgmail.com
       クラブ代表 原田 尊まで
  
 
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(個人的なつぶやき)
福岡では、去年4月より毎月3回、継続して開催している練習会に合わせて、裸足ランの先生とも言えるタラウマラ族の人々を知ろうということで、DVDの上映会と、あまり交流会をできていないので、ランチ交流会を開催することにしました。
福岡ではすでにタラウマラの人々が履いているシューズ「ワラーチ」をベースにして開発されたルナサンダルのDIYキットを共同で取り寄せて、2回の自作ワークショップを開催しています!
クラブ内にウルトラマラソン好きのとても素敵な面白いランナーの方がいて、先生をしてくださったのです。
今後も作りたい人がきっと出てくると思うので、リクエストはいつでもお待ちしています!

いつも練習会に来てくださっているいる方も、タイミングを逃してまだ練習会に参加できずにいた方も、今回のイベントで初めてクラブを知ってくださった方も、大歓迎です☆
way大濠はcafe galleriaに加えて、今年から加わった私原田の新しい職場なのです。
今回のイベント趣旨を説明したところ、無料で施設を使わせていただけることになりました!
また、Palm Beachさんはとてもきれいなイタリアンカフェレストランで、アフターコーヒーをサービスしていただいています!

 
吉野さんが来福された時や年末のスタバお茶会、新年の走り初めイベントのほか、なかなかメンバーの方々が集まってゆっくり交流できる機会がなかったので、この機会にぜひ、裸足ランムーブメントのルーツを知っていただくとともに、福岡でも裸足ランニングを楽しんでいる人たちがいること、一緒に楽しめる場があることを、知っていただけたら幸いです。
 
今回のイベント参加費は、全額チャリティ募金として、「Ultra Marathon Caballo Blanco」に出場する8人の日本人選手に託されて、現地でタラウマラの人々を支援されている団体の方々に直接届けられます。
みなさまのご参加をお待ちしております! 

原田 尊
 
 

2013年1月23日

ロルフィング体験 第3回目

 
【ロルフィング 第3回の施術テーマ】 ・ ・ ・ ・ 「体側面を開く」
 
第3回目の体験はどんなものになるんだろうと、すでにワクワクしていた。
そのくらい、ロルフィングは魅力あるものなんだと体が実感しているのだなぁと思って、ちょっと不思議な感覚になった。
昔だったらきっとここまで未知のものにチャレンジしたりしなかった気がする。
 
 
第3回で何より一番印象に残っているのは、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)の癒着、こわばりをリリースする時間だった笑。
これは、やってもらった方はみんな「あぁ!笑」ってなると思う笑。 
端的に言って、「一番本音のきついとこで触れてほしくないけどいや実はほんとはすごい触れてほしくてあ、ちょっと待っていや痛い、いや痛いっていうかちょっと待ってこれほんとに大丈夫ですか、あほんとにおぉ、う~、、ぐゎ~!!! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ふ、ふぅ。。。。」
 
自分はそんな感じ。

腸脛靭帯は足の外側側面にあって、歩行やランニングにとても重要な働きをしている。

固いアスファルトの舗装路の上を、足に合っていない固いソールがついた既製品の靴で毎日歩くわたしたち現代人。
そんな現代の暮らしを大いに支えてくれている私たちの腸脛靭帯、なんだかイメージつくけど、板のようにごちごちになってしまっている人が多いそうで。
なんかそれは体感として納得できる。
そんな暮らしに加えて、ぶ厚いソールとアーチサポートのついたランニングシューズでのヒールストライク走法、頑張って走り過ぎちゃう傾向。
 
そのごちごちになった腸脛靭帯の癒着、緊張(ストレス)、溜まった怒りと言い換えてもいいのかもしれないけど、それを言わばなだめていく。
ちょっとやそっとじゃ積年の辛みは晴れない笑。
ある穏やかなクライアントさんでさえ、「よっぽど蹴り飛ばしてやろうかと思いました」と言っていたらしい笑。
この部分は前半のクライマックスとして楽しみにしてて良いかもしれない笑。
 
でもこの腸脛靭帯周りの筋肉の癒着が“ぐにゅぐにゅ”と、ほんとに“ぐにゅう、ぐにゅう”と筋群が動く!)はがれていくのは、ほんとに気持ちよかった。
横を向いて寝た状態で片足を上げるといとも簡単に90度上がってしまったことにも驚いた。
ばらばらだった足と体がつながりなおされた感じ。
 
次に印象に残っているのは、肩まわり。
ぐにゃぐにゃと腕をロルファーの石田さんにまかせて動かしてもらっていると、めちゃめちゃ気持ちよくなって、しまいには腕自体が喜び始めて勝手に動いて止まらない笑。
肩まわりにちゃんと潤滑油が入った感じと言うと、何となくイメージしてもらえるだろうか。
操り人形みたいにほんとに勝手に腕がぐにゃぐにゃ動いたりそれに飽きるのか一気にぐたぁっと力が抜けて尋常じゃなくだらんとなったり。
これはあくまで個人的な感想であると断らなくてはいけないけど、この感覚もほんとに気持ちよかった。
そうそう、ほんとはこんなに動くんだってことを思い出した感じ。
これも笑いが出た。体が喜んでるから出た笑いだと思ってる。
施術が終わった後の歩行チェックの時も、腕が勝手に踊るにまかせながら歩いていた笑。
  
 
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身体の思考、身体の理性ってものが、今はある気がしてならない。
それをないもの、良くないものとする一部の教育や一部の社会に井の中の蛙として生きてきたけど、これからはきっと、身体性の大切さがもっと説かれ、そして理解され、身体性を回復させてゆく時代が来る気がする。
というかもう来てる気がする。
こんなに多くの人が走ったり、ヨガやピラティスなどをやったり、農園を借りて土いじりなどをしたり、なんらかの手作業を楽しんでいるのはその現れの一部。
多くの人が、身体性を回復したいって思っているからこそだと思う。
各種のコミュニティ活動が盛り上がっているのも、「第三の場所」でのコミュニケイションが身体性の回復に直結しているからだと理解している。

「身体性」っていうのは、「リアリティ」。
「身体性」の欠如が、現代の多くの事件や様々な不和の主原因だと自分は考えている。
身体性を回復させるきっかけのひとつとして、裸足ラン、ロルフィング、ヨガはほんとに素晴らしいと感じている。
あと自分が体感している中で近い感覚になるのは、サーフィン、土いじり、瞑想とか。
   
余談だけど、「直感」ていうのは、無意識・潜在意識を通じた身体の思考のことかなと最近思う。
頭(理性・顕在意識)は分かってなくても身体は分かっているから勝手に動く。
  
 
最近ヨガの先生と話していて思いついたこと。
 
裸足ランニングとは、「走る瞑想」。
 
これ自分なりの裸足ランニングの定義にしたい。
 
瞑想の自分なりの定義は、「今、現在にある・生きる」ための技術。
 
自分の瞑想体験はインドでのヴィパッサナー瞑想しかないが、エッセンシャルなものだと思っている。
 
ロルフィングも、「今、現在にある」ことをサポートしてくれる、とても貴重な整体プログラムだと感じているからこそ、心からおすすめできる。
  
あと、マッサージなどに定期的に通っているが、肩こりや腰痛が一向に改善しない方。
普段の姿勢や歩き方がそもそも歪んでいては、一時的な効果がすぐ消える繰り返しになってしまう。
地球の大地に垂直にかかる重力に対して、前後や左右に歪んだ状態で立ったり歩いたりしているから、頭部や上体部の重さ自身のせいできつくなる。そうではないだろうか。
体幹が弱っている人が多いから、上体がなおさらぶれやすいし、上半身と下半身が分裂したまま動いている。
精神的な部分では、ストレスを抱えて体がこわばったていたり、適度に自分に自信を持てなくて胸がすぼまり前かがみなったりしたままでは、呼吸も浅くなり、それが心に影響を及ぼす。それがまた体にフィードバックする。
 
もっと、姿勢や体幹、呼吸に働きかけるロルフィングやコアコンディショニング、姿勢改善プログラム、靴から改善を考えている整体院などを一度検討されることをおすすめしたい。
マッサージはマッサージで、「手当て」だから、それはそれでとても大切に思うし、大事なコミュニケイションだと思っている。

第4回に続きます。
 
原田 尊
 
 

2013年1月7日

2013年 走り初めイベント☆

 
このイベントの始まりは、2012年も終わりかけようとしていた12月頃のこと。。。
練習会のときに「忘年会どうしようか?」という話になり、「忘年会ってどこでもやっててスケジュールも埋まってることが多いし、新年会っていいんじゃない? 走り初めしてその後に交流会みたいな」
というアイデアから、「それなら大宰府天満宮まで走ってお参りして、二日市温泉入って交流会しよう!」ということになりました。
 
お正月第1週目の日曜日、当クラブの拠点である大濠公園に朝9:00に集合して、出発。
 

今回は用事があり途中まででしたが、Patagonia福岡店のスタッフ、文彦さんも参加してくださいました!
ウェアやギアに関してはお洒落も含めてそれなりにこだわりがあるのですが、Patagoniaはやはり着ていてとても信頼できるメーカーだなと思います。
親子の方はまだ走り始めたばかりなので、大宰府で合流することに。わざわざスタートの声援と差し入れをプレゼントしてくださいました。
Vibram 5fingersが3人、adidasの5本指シューズがおひとり、ニューバランスのミニマスがおひとりと、当クラブらしいセレクト笑。
 


薬院を抜けて大橋から大通りをまっすぐ、およそ1時間ごとにコンビニ休憩をはさみつつ、、、
 
天気に恵まれたのもとてもラッキーでした☆
 
当クラブ初めての屋外長距離イベントの開催にあたって何より心強かったのが、今回のイベントでもこれらの写真を撮ってくれているフリーカメラマン池田大輔君と、プロのロルファー、コアコンディショニングトレーナー、ノルディックウォーキングトレーナーである石田さん( 当ブログの「ロルフィング体験レポート」参照 )が、それぞれ先頭と最後尾を自転車でサポートしてくれたことでした。
守られてる安心感があって、ランナーは走りに集中できたと思います。
(大輔君は元メッセンジャー、石田さんも大の自転車好きなので、こんな凝った自転車!)
 



ケガや故障もなく、親子とも合流して無事に天満宮に到着!
およそ20kmの行程、約3時間でした。
  
天満宮から二日市温泉まで電車に乗るか走るかでしばし揉めましたが笑、せっかくだから、ということで最後まで自力で。
 
大宰府から二日市温泉までは親子もランに参加! いっしょに走りました☆
 
二日市温泉の「御前湯」「博多湯」に分かれて入り、おとなりの「茶の子」でランチ交流会。
(ここからの写真は参加者の久保田さん撮影の写真です)



手作り感が伝わる彩りがきれいなお料理とデザート、お飲み物まで付いて約1000円でした。
当日バタバタの変更にもご対応してくだって、とても助かりました。
 
「走り初め」ということで、ランチを食べながら、おひとりずつ、イベントの感想や「今年の目標」をお話いただきました。
「周囲の人に言いふらすと実現する」、「具体的にイメージして声に出すと実現する」って言いますよね。それは僕も本当だと思います。
 
新年のイベントらしく、それぞれの方の目標が色々聞けたのも楽しかった!
初めての屋外イベントで色々とご不便をおかけしたところ、反省点などもありましたが、やはりロングランはロングランで楽しかったですし、きつさや大変さがある分だけ得るものもありました。
 
ロングランの良いところは、ご飯を食べることやお風呂に入ることのありがたさ、幸福をしみじみと感じられることかなと個人的には思います。
毎日ほんとはこれくらいの幸福がそばにあるのに、ついつい、忘れちゃいがち。
でもこうして走ることで、一度ニュートラルに戻すことができる。
 
裸足ランも同じです。
人間が走ること、移動することに関して、ニュートラルな状態を知ることができます。 

「走り初め」に関しては、毎年、何らかの形でやっていきたいです!
 
原田 尊